12月24日 ハウスの中。

てな感じでひとり野鳥の撮影会をしていると、車がやってきた気配。野鳥ハウスから出てみると菊野君の姿が見えました。
ハウスの中の温度管理に一日に何度か来るそうです。さっそく中を見せてもらうことに♪

開けます。

「入ってみますかー?」って、そりゃあもう!


冷たい外気が入らないよう、外側の入り口を開けたらサッと入り込み、さらに中の小さいハウスのビニールをめくって素早くもぐり込みます。
とたんに外の寒さはウソのように、中はぽっかぽか。いきなりメガネが曇って視界が真っ白。なんにも見えません(汗)
ハウスの中。

熱気でもやもや~~笑


カメラのレンズも拭いても拭いても曇ってしまい、なかなか写真が撮れませんでした。ちょっと落ち着いてやっと撮ったのがこちら。熱気でモヤモヤしてるでしょ。

上から吊るしてあるカーテンのようなものはビニールを管状にしたもので、夜はストーブをたいてこの管の中に温風を通すのだとか。きっと風船みたいにふくらむんだろうな。
そのうち一回見てみたい。

ストーブ。

冷え込む夜に大活躍の大型ストーブ。昼間はつけなくても大丈夫みたい。

畝にはホウレンソウの種をまいたそうで、「もう芽が出てますよ!」
しゃがんでよーく見ると、青い種を頭につけた小さい芽があちこちから顔を出しています♡

ホウレンソウの芽。

メガネ曇ってなかなか見えなかったけど、よくよく見ると小さい芽がたくさん!


おおおーがんばれー大きくなれよーーと心の中で応援しつつ、再びさむーい外へ。
古いほうのハウスの中に鳥がたくさんいる話なんかをしていると、なんだか頭の上の方から鋭い視線を感じ…(←うそ)見上げてみると、ハウスの上からジーーーっと見つめている鳥が一羽。
鳥の視線。

ふと気がつくとハウスの上から見ている小鳥が。


さっき驚かせた鳥かなー。「早く帰れよー」とか思ってるのかな。すいません。

12月24日(月) 去年の話になってしまった。

そろそろお正月気分も抜けてきた頃と思いますが、表題の日付がなんとクリスマスイブ(汗)
年内には更新しよう!と思いつつ、すっかり年を越してしまいました。
10月に続き、12月一度も更新できなかったー。反省。

気を取り直して12月24日。
「ハウスは無事完成したかなー」とか、隣町では鉄塔が倒れるような強風があったり、悪天候が続いたりと11月12月は色々あったので気にはなりつつ、なかなか顔を出せずにいたA-next。久々にのぞいてみると、車もなく、人気もなく、シーーーーン。
すっかり雪化粧をした樽前山が出迎えてくれました。オフシーズンだもんなぁ。

冬の樽前山。

冬使用の樽前山もキリッと綺麗です。

どれどれ建設中だったビニールハウスはどうなったかな?と、一番気になっていたところをまずは観察。
3棟とも無事に完成したらしく、さらにハウスの中にもう一つ小さいハウスが作られ、二重になっていました!
いちばん道路側のハウスには、穴があけられ煙突(排気口?)のようなものまであります。

ビニールハウス。

完成してましたー!中に小さいハウスが見えます。


煙突。

入り口横にはこんな感じで煙突がニョッキリ。

中も見たいなーと思ったけど、開けるの大変そうだったのであきらめて古いハウスに行ってみることにしました。
畑に作物もないので、ビリビリはなくて安心・安全(笑)

古いビニールハウスをのぞいてみると、中はなんと、野鳥の楽園。
渡り鳥なのかな?スズメよりひとまわりほど大きく、色も明るめのきれいな小鳥が5羽、いきなり入ってきた私に驚いてバタバタと飛び回っています。

ハウスの中の鳥。

突然の侵入者(私)に逃げ惑う鳥たち。ゴメンナサイ。


バタバタやりながら、入り口やハウスの天井にあいている穴(コイツらがあけたのか!?)から、上手いこと脱出できたのが2羽、残ったのが3羽。
脅かさないようにそーーっと近づいてジーーーッとたたずんで、それでも時々警戒して様子を見ている小鳥たちを激写(古い…)。
ハウスの中の小鳥たち。

なんていう鳥なんだろー。間近で見ると、とっても可愛い♡


ハウスの中にはカボチャが保存してあるのですが、この子たちがつついて食べるのか、ぽっかり穴が開いているカボチャが何個かありました。
あったかくて餌もたっぷり。まさに楽園ですなー。驚かせてごめんね。